さて、きょうは、【
オムツはずし で多くの人が見逃していること】を
お話させてもらいます。
実は、オムツがはずれるために多くの人が見逃していることがあるんです。
これはとても大切なことで、 魔法のトイレトレーニングの中心になる考え方の１つです。
それは・・・
【子どもの心がリラックスしていること】
なんです。
今日まで多くの子どもたちを見てきた経験のなかで実感していることですが、
子どもの「心」に不安やプレッシャーなどのストレスがある場合、
トイレトレーニングがなかなか進まないことが非常に多いのです。
逆に子どもの心にストレスが少ない状態（リラックス）で、
さらに子どもの心が「いい気持ち、楽しい」ならトレーニングがぐんぐん進みます。
よく、怖い事に直面すると失禁する（ちびる）といいますよね。
これも、心と排尿のコントロールがつながっている例なんですね。
ですので、オムツはずれの考え方の大きなポイントは
普段から子どものストレスを減らして、いい気持ち、楽しい気持ちで過ごせているか？ です。
この考え方、方向性がとても重要になってくるのです(^_^)
あなたもこの方向性を忘れないようにお子さんに向き合ってみてくださいね。
では、子どものこころがリラックスした状態になるには？
逆にいうと、子どもがリラックスできない状況にしないことが大切ですよね。
これをご説明するのにぴったりの、ちょっと不思議だけど本質的な
【家族はつながってる】 というお話をしますね。
・子どもが急に熱を出した。
・子どもが急に幼稚園に行きたくなくなった
・トイレトレーニングが急に後戻りした。
・子どもがぐずってご飯をほとんど食べない。
これ、子育てでよくあることですよね。
あなたもご経験がおありのことと思います。
私は思います。 家族はつながってるんです。
どういうことかというと、皮肉なことなのですが、
ママやパパが子どものためにとお仕事や育児を頑張りすぎたり、
他のことで心のゆとり、余裕がなくなったり。
そんなことがあると子どもは体をはって自身の存在をアピールしはじめます。
ママとパパ！ケンカしないで！
ボクはここにいるよ。
わたしはここよ。 ぼくを見て、と。
家族みんなの心に余裕がなくなると、子どもはリラックスした状態から不安定な状態になり、なにかしらのサインをだしはじめます。
子どもはそんな時、不思議と熱をだしたり、病気になったり、
トイレトレーニングが急に後戻りしたり。
幼稚園に行きたくなくなったり。ご飯を食べなくなったり。
ぐずったり、かんしゃくをおこしたりと。
あなたのお子さんがもし何かのサインを出しているようなら
ご家族の誰かが、あなたかもしれないですし、旦那さんかもしれませんが、
なにかに頑張りすぎてないか？ ちょっと気負いすぎてないか？
いっぱいいっぱいになってないか？
ここをちょっとだけ意識されてみてくださいね。
では、杉浦はどうなの？
私は保育士とはいえ完璧ではありません。
よく周りの人に、「保育士だから自分の子どもを育てるのは楽勝だね」と言われます。とんでもない！！
子ども一人一人違います。いつも真剣いつも必死です。悩みも絶えません。
子どもとの出会いの数だけ、それよりももっともっと、悩み、不安を抱え、戸惑いもあります。反省すること、落ち込む事だってあります。
ですが、悩みがあって当たり前。
出会いの数だけ嬉しいことも沢山なんですね。
そんな日々の生活のなかで、あなたに１つだけやってみてほしいことがあります。
どんなに忙しい時でも、１日にほんの少しの時間だけ。
子どもの目をしっかりと見つめてあげてください。
子どものきらきらとした瞳孔の動きが見えるくらい、ちゃんと。
すべてを投げ出して子どもと向き合う時間をほんのちょっとでも作るって
本当に大切なことなんですよ。
私自身、思うようにいかないときもありますので、
これは自分に言い聞かせるつもりでお話をさせていただきました^^
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